広報なとりNO179.昭和45年8月15日号掲載写真 S45.8.2
20年ぶり「お浜降り」にぎやかに閖上港まつり 夏の風物詩、閖上の港まつりは8月2日にぎやかに行われました。10時からは魚市場で海難水没者の慰霊祭。20年ぶりに熊野那智神社のお浜降りの神事も盛大に行われた。このお浜降りの神事は民俗学上非常に貴重なものという。約1,200年前 閖上の治兵衛という漁師が、ある日ご神体を拾い上げわが家に安置した。ところが、毎夜西の方に光り物がとび、高山にとまるので、これは不浄なところに神体をを留めているので不敬のおそれあるためだろうと考え、現在の那智神社に奉ったという。その後は毎年の神事に、閖上浜におろし申し上げ、お祭りしていた。戦後いろいろな都合から中止されていたが、こんど20年ぶりに行われたものです。あいにく小雨模様でしたが、20年ぶりのお浜降りに数千人の観衆でにぎわいました。 「広報なとりNO179.昭和45年8月15日号」より
https://lib.city.natori.miyagi.jp/libarc/uploads/original/9b71093bb200ce80586eb15b8265e0f3e25b0640.pdf
1970年
名取市