名取熊野三社のひとつで、中心的存在です。 以前は「熊野新宮社」の名でしたが、名取熊野三社のなかで中心となっていたこともあり「熊野神社」と改称されました。 祭神は速玉男尊(はやたまのおのみこと)、伊弉再尊(いざなみのみこと)、事解男尊(ことさかのおのみこと)、菊理姫神(くくりひめのかみ)、 ほかに4柱をお祀りしています。 歴代仙台藩主からも様々な寄進や奉納を受け、伊達家と深い結びつきを持っていました。 本殿の『奥の院』には、中央に証誠殿、東側に那智飛龍権現社、西側に十二社権現社と名取老女の宮が並び建っていて、『熊野造り』と呼ばれる建築様式の貴重な建造物として、県指定有形文化財とされています。 また、境内の神楽殿で行われる『熊野堂神楽』と『熊野堂舞楽』は芸術的・学術的に価値あるものとしてが県指定無形民俗文化財として保存されています。名取市物産協会HPより
http://www.kankou.natori.miyagi.jp/kankou/306
2017年4月
名取市図書館