支度は二人とも、かんざし、下げ神、素面狩衣、指貫で右手に鉾を持つ。夫婦和合が万物生成の根元であることを舞うもので、能楽にも似た舞がある。 『道祖神研究』大林昭雄著より
由緒は景行天皇時代に、日本武尊(やまとたけるのみこと)の勧請によって猿田彦神(さるたひこかみ)、天鈿女命(あめのいずめのみこと)を祭神としてお祀りしています。 江戸時代には「道祖神社」と呼ばれていましたが、明治7年に古称の「佐倍乃(さえの)神社」に改称し、明治41年 塩手にあった式内社佐具叡(さぐえ)神社が合祀されました。 源氏物語の主人公・光源氏のモデルになったとされる中将藤原朝臣実方が、この地方に赴任中、この神社の前を馬から降りずに通過してしまいました。 それが神前で無礼を働いたとして落馬し、それが元で亡くなったといわれています。 名取市物産協会HPより
http://www.kankou.natori.miyagi.jp/kankou/314
2017年8月6日
名取市図書館